競馬予想AIを3日間実戦で試した結果|62レースで回収率82.8%、2歳戦は155%【検証ログ】

競馬予想AIを 3日間 実戦で試した AI開発記

※この記事の金額は、AIが出した買い目を「予算どおりに買った場合」の検証用の計算です。実際に購入した金額ではありません。馬券の購入は20歳以上、無理のない範囲でお楽しみください。

自作の競馬予想AIを、2026年10月10日(土)〜12日(月・祝)の3日間、実際のレースで発走前に予想させて、その成績を記録しました。過去16年分のデータでは回収率101.3%でしたが、実戦ではどうだったのか。結果を正直にまとめます。

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結論:3日間の回収率は82.8%(投資110,900円→払戻91,850円)

  • 3日間で62レースを購入し、的中は9レース(的中率14.5%)
  • 投資110,900円に対して払戻91,850円で、回収率は82.8%(「勝負」判定のレースだけなら87.6%)
  • 日によって成績が大きく違い、88.1%→111.7%→19.8%と上下した
  • 払戻の約65%は、初日に当たった2歳未勝利の2本だった

検証のルール

  • 対象:3日間の京都・東京の全レース(1日24レース×3日=72レース)
  • 予想のタイミング:発走前。AIはオッズの変化に合わせて発走直前まで予想し直すので、発走前の最後の予想で成績を計算
  • 判定:AIがレースごとに「勝負」「様子見」「見送り」を判定。買い目が出たレースだけを買う
  • 買い方:期待値(買い続けたときに平均で戻ってくる割合)が1を超える馬券だけを選ぶ「万札式」
  • 予算:1レースあたりの上限。日によって設定が違う(10/10は5,000円、10/11は約1,000円、10/12は1,200円)
  • データ:予想に使うデータは、JRAの公式サイトなどから集めたもの

3日間の成績

日付買ったレース的中投資払戻回収率
10/10(土)17267,800円59,700円88.1%
10/11(日)23625,700円28,710円111.7%
10/12(月・祝)22117,400円3,440円19.8%
合計629110,900円91,850円82.8%
買い目が出たレースをすべて買った場合(10/10は「様子見」「見送り」でも買い目が出た2レースを含む)

1日目 10/10(土):2歳未勝利の2本で取り返した

1日目は、1レース5,000円までの予算で17レースを購入しました。当たったのは京都2R(22,440円)と東京2R(37,260円)の2本だけ。どちらも2歳未勝利戦で、3歳以上のレースは全敗でした。

「勝負」と判定したレースだけで見ると、投資61,800円に対して払戻59,700円で、回収率は96.6%。「様子見」「見送り」なのに買い目が出た2レースは、どちらも外れました。判定どおりの結果です。

2日目 10/11(日):コツコツ6本当たってプラス

2日目は予算が1レース1,000円前後と小さく、そのぶん買い目を広げる形になりました。23レース中6レースで的中し、回収率は111.7%でした。

的中したレース投資払戻
東京10R9,000円12,690円
京都6R(3歳以上1勝クラス)1,000円9,830円
京都5R(2歳新馬)500円2,990円
東京3R(2歳未勝利)300円2,440円
東京8R(3歳以上1勝クラス)600円430円
京都10R500円330円

1日目と違い、3歳以上のレースでも当たりが出ました。一方で、東京10Rだけで9,000円(この日の投資の35%)を使っていて、1レースに偏ると結果が大きくぶれることも分かりました。

3日目 10/12(月・祝):22レース中、当たりは1本だけ

3日目の予算は1レース1,200円まで。朝の時点では「見送り」が17レースと慎重な予想でしたが、発走直前までにオッズが動いて買い目が増え、最終的には22レースを「勝負」で購入しました。

当たったのは東京7R(3歳以上1勝クラス、投資1,200円→払戻3,440円)の1本だけ。京都は11レースすべて外れ、この日の回収率は19.8%でした。前の2日間のプラスを、ほぼ吐き出した形です。

3日間で分かったこと

① 回収率は「数本の高配当」で決まる

3日間の払戻91,850円のうち、59,700円(約65%)は初日の2本です。この2本がなければ、回収率は30%ほどでした。的中率は14.5%なので、ほとんどのレースは外れ、たまに来る高配当で取り返す形になっています。

② 2歳戦は好調、3歳以上のレースは苦戦

区分レース的中投資払戻回収率
2歳戦26442,000円65,130円155.1%
3歳以上36568,900円26,720円38.8%

2歳戦は出走経験が少ない馬が多く、オッズの評価がぶれやすいので、AIが「オッズとのずれ」を見つけやすいのかもしれません。ただし、2歳戦の数字は初日の2本の影響が大きく、たまたまの可能性も高いです。

③ 会場では東京のほうが良かった

京都は30レースで回収率73.8%、東京は32レースで89.7%でした。こちらも3日分なので、差があると言えるほどではありません。

④ 発走直前の予想し直しで、買うレースが大きく変わる

3日目は、朝の時点で「勝負」が5レースだったのに、最終的には22レースに増えました。このAIはオッズを出発点にしているので、オッズが動くと期待値の計算も変わり、買い目が出たり消えたりします。朝に見た予想で買うのか、発走直前の最終判定で買うのかで、結果は大きく変わります。

16年分の検証(回収率101.3%)と比べてどうか

過去16年分のレースで検証したときの「勝負」レースの回収率は101.3%でした。今回の3日間の結果は82.8%(「勝負」判定だけなら87.6%)で、100%には届きませんでした。

ただし、競馬の回収率は数本の高配当で大きく上下するので、3日・数十レースでは「AIが強い・弱い」を判断できません。実戦での本当の実力は、数か月単位で記録を続けて確かめていきます。

これからやること

  • 検証ログを毎週つける:同じ形式で記録を続け、月ごとにまとめて公開する
  • 予算の条件をそろえる:日によって予算が違うと比べにくいので、条件を固定して記録する
  • 券種ごとの成績を取る:馬連・枠連・3連複など、どの券種で当たっているかを記録できるようにする

※本記事には広告が含まれます。データで競馬を考える方法や、予想AIで使っている機械学習を自分でも学んでみたい方は、入門書から始めるのがおすすめです。

まとめ

  • 3日間・62レースで、投資110,900円→払戻91,850円、回収率82.8%
  • 日ごとの差が大きく、1日目88.1%、2日目111.7%、3日目19.8%
  • 2歳戦は155.1%と好調だったが、初日の2本の高配当によるところが大きい
  • 3日間では実力は判断できないので、条件をそろえて検証を続ける

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