自分の声で話すAIチャットbotを作る【構想編】必要な4つの部品

自分の声で話すAIチャットbotAI開発記

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こんにちは、たれぞうです。競馬予想AIに続いて、もう一つAIを使った個人開発を始めました。自分の考え方を覚えて、自分の声で話すAIチャットbotです。

この記事では、なぜ作ろうと思ったのか、どんな仕組みで作るのかの全体像をまとめます。開発記の1本目です。

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この記事で分かること

  • 「自分の分身チャットbot」を作ろうと思った理由
  • チャットbotを作るのに必要な4つの部品
  • 開発で気をつけていること(プライバシー)

なぜ「自分の分身」を作りたいのか

作りたいのは、自分の趣味や考え方を覚えていて、自分の代わりに、自分の思いを相手に伝えてくれるチャットbotです。

きっかけは、亡くなった人をAIで再現する企画が最近とても増えていることでした。『踊る大捜査線』の和久さん(いかりや長介さん)の声をAIで再現したCMや、NHKの番組で歌手の美空ひばりさんをAIでよみがえらせた企画などを見て、「声や話し方をAIで残す」ことにすごく興味がわきました。

有名人でなくても、自分の声や考え方を残しておけたら、家族や友人に思いを伝える方法の一つになるのでは、と思ったのが始まりです。

文字だけのチャットではなく、自分の声で話して、顔のアバターが口を動かすところまでを目標にしています。そして、なるべく難しいプログラミングをせずに、個人でも作れる形にしたいと考えています。

必要な4つの部品

調べてみると、「自分の声で話す分身チャットbot」は、大きく4つの部品に分けられます。

① 記憶:自分のことを教える

まず、チャットbotに「自分」を教える必要があります。プロフィール、趣味、よく話す話題、物の考え方などを文章にまとめておき、AIが答えるときにそれを参考にする仕組みです。

AIそのものを一から学習し直すのではなく、質問に関係する自分のメモを探して、それを読みながら答えてもらう形にすると、個人でも手軽に作れます。

② 頭脳:会話を考えるAI

相手の話を理解して、自分らしい言葉で返事を考える部分です。ここには、ChatGPTやClaudeのような大規模言語モデル(LLM)を使います。「たれぞうとして、こういう口調で話して」と指示しておくことで、自分らしい話し方に近づけます。

③ 声:自分の声で読み上げる

AIが考えた返事を、自分の声で読み上げる部分です。声については、音声合成サービスのCoeFont(コエフォント)で、自分の声のボイスをすでに作ってあります。これを使って、チャットbotの返事を自分の声でしゃべらせる予定です。

CoeFontはAPI(プログラムから呼び出す仕組み)にも対応しているので、チャットbotから直接、自分の声で読み上げさせることができます。ただ、使った分だけ料金がかかるので、個人の趣味で続けるには、なるべく安く済ませたいのが正直なところです。どこまで費用を抑えられるかも、この開発記で検証していきます。

④ 顔:口が動くアバター

最後に、声に合わせて口や表情が動くアバターです。1枚の顔画像から、話している動画を作れるAIツールがいくつか出てきているので、それを組み合わせる予定です。

気をつけていること:プライバシー

自分の分身を作るということは、自分の個人情報や顔、声をAIに渡すということでもあります。そこで、次のことに気をつけて進めています。

  • ブログには、本人や家族の写真は載せない:アバターの説明でも、実際の写真ではなく文章で紹介します。
  • 覚えさせる情報を選ぶ:住所や勤務先など、知られて困る情報はチャットbotに教えません。
  • 声や顔を悪用されないようにする:作ったボイスやアバターを、誰でも使える場所には置きません。

これからの開発の予定

  1. 自分のことを覚えさせる(記憶の作り方)
  2. 文字で会話できるようにする
  3. CoeFontの声でしゃべらせる
  4. 口が動くアバターを付ける

現在の進み具合:いきなりCoeFontを使うと費用がかかるので、まずは無料の音声合成ソフトを組み込んだ自作アプリ「自作音声チャットボットくん」を作り、AIの返事を読み上げるところから試してみました。

実際に手を動かしてみると、自分で組み立てたものがしゃべり出すのはやっぱり面白いです。ただ、思っていた以上に難しいところも多く、一筋縄ではいきません。次回は、「自作音声チャットボットくん」でつまずいたところと、無料ソフトと自分の声との違いを紹介する予定です。

※本記事には広告が含まれます。自分の声を学習させるには、雑音の少ないきれいな録音が大切です。パソコン用のUSBマイクがあると録音がしやすくなります。

まとめ

「自分の声で話す分身チャットbot」は、記憶・頭脳・声・顔の4つの部品を組み合わせれば、個人でも作れそうだと分かってきました。うまくいったことも失敗したことも、競馬予想AIと同じように正直に記録していきます。

同じようなものを作ってみたい方の参考になればうれしいです。更新はX(旧Twitter)でもお知らせします。

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