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フィリピン経済ニュース

  【開発】 セブ・マクタン島の巨大ギャンブル施設プロジェクト始まる
 

 フィリピンの公営ギャンブルはフィリピン政府の公社(Philippine Amusement and Gaming Corp.=PAGCOR)で管理されている。

 このほど、同公社とミンダナオ島ダヴァオに本拠を構えるUdenna Development Corp. (UDC)が、セブのリゾート地と知られるマクタン島に3億4100万ドルを投資してリゾート型カジノを建設することで同意、仮免許が与えられた。

 計画【写真は完成予想図】によると、名称は『ラプラプ・レジャー・マクタン(仮)』とし、マクタン島北部のエンガーニョ岬近くの12.5ヘクタール(約3万8千平方メートル)の敷地内に、カジノ施設、会議場、ホテル、コンドミニアムなどを建設、2019年の開業を目指し、最終的には2022年までに完工する予定。

 また、マジェラン湾に面した海岸部には桟橋も作り、各種レジャーを行えるようにするが、同施設は従来のマクタン島のリゾート地帯とは反対側にあり、海洋汚染が指摘されている海域で、湾を挟んだ対岸のセブ島側には新しいコンテナ・ターミナルを作る計画もあり、マリン・レジャーには不適との声もある。

 なお、同プロジェクト近くにはシャングリラ、ムーヴェンピック(旧ヒルトン)など高級リゾート・ホテルも近く、これらの宿泊客を吸収する狙いもあると見られている。

 計画を進めるUDCは物流、不動産、ホテル、ガソリン・スタンドなどを経営する複合企業で、現在の大統領がダヴァオ出身のため、このプロジェクトには大統領の後押しがあったと見られている。

 このプロジェクトによって同社は800人の雇用を生み、地域と国の経済に寄与すると強気の考えを示していて、特に賭博が禁止されている中国からの客の取り込みを考えているが、マカオを見るまでもなく中国経済の下降に寄る訪問客の減少、及び過熱するフィリピン経済がプロジェクト期間中に弾ける可能性も否めず、計画通り進むかどうかその手腕が注目されている。

 フィリピンは先にマニラ湾沿いに日本のパチンコ会社が巨大なカジノ施設を開業し、更に投資をするように国を挙げての賭博国家化に邁進していて、その賭博依存による弊害についての議論はあまり聞かれない。

 

(フィリピンインサイドニュース引用)

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